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春風外伝2021

お知らせ

2021.10.21
10月23日(土)・24日(日) 山手線 一部区間運休
2021.10.19
『春風外伝2021』コロナ対策に関する取り組みとご来場のお客様へのお願い

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あらすじ

時は江戸時代、天下を治めるは
第八代将軍 徳川吉宗。
幕府は全国に倹約令を発令、
特に娯楽の類いを強く規制した。

単なる規制だけにとどまらず、
幕府直属の忍者部隊が住民に、
言葉巧みに娯楽への興味をそぐ
「口車の術」を使い、
楽しむ事への欲求を奪った。
幕府の中枢である江戸の町はもとより、
日本中が暗澹とした雰囲気に
包まれてしまった。

この行き過ぎた娯楽規制は、
将軍吉宗が自ら命令を下したのではなく、
吉宗に仕える忍者 服部半蔵の仕業だった。

将軍を言葉巧みに押さえ込み、
政治を影から操り
真の天下泰平を目論んだのだ。

しかし、この国で
唯一幕府の規制をはねのけ、
昼夜ドンチャン騒ぎを
繰り広げる町があった。
尾張の国(今の名古屋)、
尾張藩藩主 徳川宗春の納める町だ。

宗春は、将軍吉宗に
「桜が満開になる頃、
日本一の町を見せる」
と約束をする。
そして、将軍吉宗の為に芝居一座をつくり、
芝居を見せようと画策、
尾張一の芝居小屋のプロデューサーの
愛弟子櫻奴・梅奴と、
側近文三をつれ町に繰り出した。

一方、娯楽があふれる町 尾張では
争いごとも絶えない。
町を牛耳るヤクザ、銀八一家と
元歌舞伎役者 齊藤十兵衛の
お文争奪戦が勃発。
ついつい厄介ごとに首を突っ込む宗春は、
言わずもがなその争いに
巻き込まれていく。

そんな中、尾張の町に
「口車の術」をかけるべく、
服部率いる忍者が到着する。
時を同じく、宗春との約束を
待ちきれない将軍吉宗も
また尾張に入るのだが…。