黒船来航に揺れる幕府。
幕府は長崎にて日本初の海軍を養成するプロジェクトを始める。
統括するのは幕府軍艦奉行勝海舟。
蒸気船観光丸にて西洋航海術をはじめて学ぶメンバーには武士だけでなく、
百姓、漁師など様々な出自の若者が集められた。
最下層の彼らが担当するのは地獄のかまどと呼ばれる真っ暗な船底。
通称「ぼっとん」の蒸気エンジンの機関部。
すなわち灼熱の中で石炭をくべ続ける船の原動力だった。
班長の旗本子息榎本釜次郎とすれ違いを繰り返しながらも
寄せ集めのメンツが
長崎、神戸、江戸、日本の海をいったりきたりの訓練の旅。
その都度、いろんな幕府の風が船底に舞い込んでくる。
米大使ハリス、坂本龍馬、最後の将軍慶喜…。
時代と海のどん底(BOTTOM)で若さが生み出し続けた
無限のエネルギーが船の外の歴史を少しずつ動かしていく。
彼らの汗と熱こそが時代の波を生み出す原動力であった。
よろしく候

- 2025.06.01
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